2011年3月7日月曜日

明石洋子さん講演会&交流会

以前こちらで紹介した、明石洋子さんの講演会が、130日(日)に行われました。

明石さんの講演は、一語一句がパワーに溢れていました。
著書にもお書きになっているエピソードや、
現在サービス管理責任者として取り組まれている事業についてなど、
幅広い内容のお話を、熱く語ってくださいました。

特に、権利擁護事業の展開についてのお話は目からウロコ。
成年後見制度について、現行の後見は選挙権が剥奪されていてこれは権利侵害。
後見とされたケアホームの方を、補助類型にするよう申し立てた、ということです。

私たちの経験では、後見人がついていてよかったね、
しかもそのほとんどが親御さん、という状況であります。
ご本人の権利とは何か、を突き詰めて考えるとこれはどうなのかと。
現実問題として致し方ない部分もありますが、
明石さんの実践は、どこまでも『本人がどう生きたいか』の
考え方に基づくものなのだと感じました。


その後1時間半は、明石さんを囲んでの座談会と、
参加者で希望された方同士の交流会。
そして、講演会終了後、大府のみかどというお店で、
愛知グループホーム連絡会のメンバーを中心に、明石さんとの懇親会。

懇親会会場では、明石さんの講演会の第二部状態で、
講演会ではお聞きできなかった沢山のお話を聞くことができました。

明石さんは7月にある愛知県で開催の、福祉協会のグループホーム全国大会にもきていただけるということで、こちらも楽しみです。